前回のブログを読んでいただいた方、そして初めて読む方もCLアカデミーのブログにお越しいただきありがとうございます。
今回の更新は、Lamiaが担当いたします。
前回の話に続き、今回はバイリンガルとはネイティブとは、そして第二言語学習者にとっての英語とはについて大学で学習したことと私自身の経験をもとに少し描いていきたいと思います。
今読んでくださっている皆さんを私と同じ第二言語学習者として英語と向き合っていると考えてお話ししています。
皆さんの英語学習においての目標は何ですか?
私の場合、英語学習を始めた13歳の頃から現在に至るまで所々アップデートされていますが、コミュニケーションツールとしての英語を話すことです。
ですので、英検やTOEICは後付けの産物です。
最初に申し上げると、コミュニケーションを目的とする英語を習得すると文法が〜や、語彙が弱いなどなどあると思いますが、私の言うコミュニケーションを目的とした英語は本気のコミュニケーションのための英語で資格などは後からもしくはそれと同時についてきます。
その目標を達成する最短方法は、生きた英語に触れることだと経験をもとに思います。
生きた英語とは、、、
私が「生きた英語」というときは、決して「英語を第一言語に話す方(いわゆるネイティブ)」を指しているわけではありません。しかし、大多数の日本の学校で教えられている英語を指しているわけでもありません。あくまでも、「コミュニケーションツールとして成立している英語」を指しています。
英語学習について話すと「ネイティブは〜」とか「バイリンガルは〜」という話し方をよく聞きますが、よく私はあなたはどのようにネイティブやバイリンガルを定義しているのかと質問したくなります。
最終的に、意味が通じて、つまりなく良いリズムで会話が成立すれば良いのではないかと考えています。ネイティブやバイリンガルであろうがなかろうが、これが出来れば第二言語としての英語話者にとってそれ以上のことはないのではないかなと。。。
「私はネイティブでもないしバイリンガルでもないから英語がうまく話せない。」「間違えないか心配で話せない。」と思っている方、関係ないです。間違って、間違いまくって、振り返って、それを学習に変え頭に止めれば素晴らしくないですか?
そもそも、私たちが第一言語の日本語を話す上で、いつも間違えなく話しているかと聞かれたら、どうなるでしょうか?
例えば、大多数の人が「雰囲気」という言葉を「ふんいき」が正しいところ「ふいんき」と言いますよね。言語は時代とともに変わりますし、会話する上でそんなことどうでも良くて結局は会話が成立すれば100点なのではないかなと。
しかし、、、、会話が成立する英語を身につけたからといって試験英語も100点かと言われるとそこはまた違います。試験英語と生きた英語は少し違います。
このような形に片方が上達すると、もう片方も上達しますが、片方だけを極めてももう片方が自動的にできるわけではありません。多少なりとも両方の学習に精進すると言う心構えがないと難しいのかもしれないと思ったり。。。
はじめに言ったことに少し矛盾しているように聞こえるので、明確にしていきます。
英検で1級を確実に取りたいTOEICで900点以上を確実取りたいと言う方はコミュ英だけを極めても遠回りをしていることになるでしょう。
点数がつくものを手っ取り早く仕上げたければそれに特化した学習形式を編み出すのが望ましいと思っています。
私の学校英語・試験英語の捉え方としては「クイズ」と例えると分かりやすいと思います。正解が大体一つであるということ。
生きた英語とは一つのことを伝えるにしても何通りもの表現があります。
私自身、どちらもあまり区別せず、軽い気持ちでどちらにも取り組んでいたのでどちらの良さも難しさも多少なりとも理解しているつもりです。
と、この話をしようとすると永遠に話せてしまうのでこの辺で終わろうと思います。
私はこう思う!や、これはどうなのだろう?と思うことがありましたらぜひ一緒にこのトピックの会話をしてみましょう。
長い文とはなりましたが、最後までありがとうございました。
CLアカデミーでお会いしましょう!